もしもゴルフに誘われたら
ゴルフを一度もやったことがない。そんなあなたのもとへ、ゴルフの誘いが来てしまったら、どうすればいいか。あなたがやるべきことはただ一つです。
断りましょう。
まず、断りましょう。悪いことは言いません。とりあえず断っておきましょう。あなたが幸せになるためには、その道しかありません。「腰痛なので…」とか、「宗教上の理由で…」とか、「クラブを持つと…右手に宿った邪気が…うぅっ、静まれ…」と言いながら右手を抑えるとか、なんでもいいので、とにかく断りましょう。
「ゴルフサイトがいきなり『ゴルフの誘いを断れ』と言っていいのか!」と怒る人もいるかもしれませんが、これにはきちんと理由があります。なぜ、断るのがいいのか、解説して行きましょう。
ゴルフが下手だとつらい
残念ですが、初心者の間はゴルフはまったくおもしろくありません。というか、 初心者がコースに行ってもつらいだけです。ボールは飛ばないし、飛んだとしても変なところに行っちゃうし、そのボールを追いかけて走り回らないといけないし。精神的にも体力的にもしんどいです。
他のスポーツと比べてもつらい点があります。テニスなら相手に手加減してもらってプレイするということもできますが、ゴルフは誰かと対決するわけではないので、手加減の余地がありません。
サッカーなら他のメンバーが頑張ってくれればゲームに支障は出ないかもしれませんが、ゴルフは自分のボールは毎回自分で打つので、自分が頑張るしかありません。
また、野球ならスリーアウトで強制的に終了になりますが、ゴルフの場合は全ホール回るまで終われません。
ゴルフは初心者にはとてもハードルの高いスポーツなんです。
自分が下手でプレイに時間がかかると、一緒に回る人にも迷惑がかかります。さらに後ろの組からの「まだか、早くしろ」プレッシャーもあります。その精神的な苦痛により、さらにスコアが崩れるという悪循環が待っています。つらいです。
ゴルフは金がかかる
ゴルフは金がかかります。関東圏で普通のゴルフ場へ行けば、一回のプレー代だけで2万円近くかかります。さらに、昼飯代もかかります。しかも、ゴルフ場のレストランは高いんですよね。
また、車を借りればレンタカー代だって必要です。高速代やガソリン代もかかります。
初心者であれば、道具を揃える必要もあります。クラブにシューズ、ウェアなどを普通に揃えれば数万円くらいあっという間になくなります。
ちなみに、コースを回るときにクラブをレンタルすることは、普通はできません。事前に買っておく必要があります。
さらに、練習もしないといけません。スクールに通ったり打ちっぱなしに行ったりすると、これまたお金がかかります。
ゴルフを始めるのはだいたい若い人が多いと思いますが、給料がそんなに多くないのにこれだけ多くの出費があると、金銭的ダメージがでかいですよね。こんなのに金を使うんなら、女の子と飲みにでも行った方がずっといいです。え? そんな女友達いないって? そ、そうか、なんか、ごめん。。。
ゴルフは時間がかかる
ゴルフに行くのは、休日です。土日です。しかも、朝の七時台からのスタートだったりします。起床時間でも出発時間でもないです。プレイのスタート時間が、です!
そんな時間に、しかも、山奥のゴルフ場に行くとなれば、一体何時に起きなければいけないのか、っていう話です。あきらかに、普段の会社の時間よりも早いです。
なぜ、休みの日に平日よりも早く起きなければいけないのか、まったくの謎です。
しかも、プレイが終わるのはお昼過ぎ。そこから帰るとなると、渋滞に巻き込まれることもあります。サーファーやら、郊外に遊びに行ったファミリーやらと同じタイミングで帰ってきてしまうわけです。家に着くのはよくて夕方、運が悪いと夜です。そう、貴重な休みが一日つぶれてしまうのです。
事前に練習も必要なので、コースに行く前にも多くの貴重な休日がゴルフのためにつぶれます。こんなのに時間を使うんなら、女の子と遊びに…。え? いないのか、そうか、なんか、ごめん。。。(再)
まとめ
というわけです。ゴルフは、精神的にも金銭的にも時間的にもつらいので、もっと有意義な精神の使い方、お金の使い方、時間の使い方を模索した方がいいんじゃないのか、っていう結論です。
このページの要点3つ
- まず断る
- もう一度断る
- ダメ押しで断る
シェアして