ゴルフスクールを選ぶ方法
ゴルフの初心者は、サイトやYouTubeや本なんかで学んだ気にならず、前のページで書いたように、ゴルフスクールに通うのが一番いいです。ここでは、ゴルフスクールの選ぶときのポイントについて考えていきます。
広さ
まずは、スクールの広さです。東京のスクールの場合、土地が高いこともあり、たいていのスクールは室内にあります。そうなると、どうしても狭くなってしまいます。
しかし、初心者のころは、「広さ」はたいした問題にはなりません。なぜなら飛ばないからです。「スクールが狭い」といった苦情はボールが飛ぶようになってから言ってください、っていう話です。
もし、それでも広い方がいいというのであれば、打ちっぱなし兼スクールというのを探してみましょう。打ちっぱなしの広い練習場で教えてくれるんですね。時間が限られる、混んでる、いい場所で練習できないなどのデメリットはありますが、広さを優先したい人には選択肢の一つとなるでしょう。
ちなみに、「いい場所で練習できない」というのはどういうことかというと、「打ちっぱなし兼スクール」では、隅っこの打席や2階の打席でレッスンが行われることが多いんですよね。そうすると、自分の打った球が実際どうなるのかわかりにくいんです。
隅っこだと打席が斜めになっていることが多く、「球がまっすぐ飛んでいるか」がわかりにくい。また、2階や3階の打席だと、実際どれだけの飛距離が出たかがわかりにくい。「いい場所で練習できない」ということは、こういったデメリットがある、ということです。
ま、ある程度の飛距離があってまっすぐ飛ぶようになるまでは、たいした問題とはならないです。
最新器具があるか
スクールによっては、最新のシミュレーションマシーンが導入されていたりします。これにより、実際には広いところで打っていないけど、ボールがどのように飛んでいくか、シミュレーションでわかるようになります。狭い室内スクールでも、これさえあれば「狭さ」というデメリットを克服することができます。
ただ、これも初心者のころは不要です。ボールが飛ばないからです。最新器具で飛ばない球のシミュレーションなんかしても悲しいだけです。
しかも、設備にお金がかかるのでレッスン代が高くなります。設備代がレッスン代に上乗せされてますからね。
はじめのころは、ボールを打ったときの音でわかります。「ゴボッ」とか「ドブッ」とか「ピチンッ」とか、あきらかに飛んでない音がします。シミュレーションなんてしなくても、音でわかるんです。匠じゃなくてもね。残念ながら。
個別指導かどうか
個別指導かどうかというのも、ゴルフスクールを選ぶ1つのポイントです。ただ、つきっきりならいいのかというと、そういうわけではありません。
つきっきりだと、すぐに修正が入るため、無駄な練習が減ります。グループ指導だと、先生が見ていない時間帯ができるので、その間に崩れてしまうことがあります。個別指導の方が、見てない時間がない分、よさそうな気がします。
しかし、逆に言えば、個別指導では、ずっと見られているということです。休憩がとりにくいし、一人でいろいろ試行錯誤してみるということもしにくくなります。それに、個別指導だと一般的にレッスンは高くなります。
レッスン中みっちり指導してほしい人は個別指導を選びましょう。一人の時間も欲しいという人は、グループレッスンを選びましょう。どちらが優れているというものではないです。好みです。
まとめ
え? 終わり? と思った方。そのとおりです。終わりです。
正直言って、スクールは初心者はどこへ行ってもたいして変わりません。自分のこだわりがあればそれにあうところに行けばいいですが、たいていはこだわりなんてないはずなので、どこでも問題ありません。
こだわりがなければ家から近い所、っていう選び方が一番いいんじゃないかなと思います。遠いと通うのがだるくなって、長続きしません。
友達と行くのもいいと思います。練習はだんだんめんどくさくなってくるので、友達と行った方が長続きするかもしれません。
このページの要点3つ
- 広い練習場や最新器具は、初心者には不要
- 個人指導かグループ指導かは、おこのみで
- ぶっちゃけ、一番近い所でいいかも
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